
子どもの明るい未来を描ける
ICT教育ツールは?
ICTの活用は子どもの成長にプラスに働く面もあれば、
使い方を誤るとネットトラブルに巻き込まれるなどマイナスに働く可能性もあります。
「子どもの明るい未来を描く」には、ICT教育ツールをうまく活用することが大きなポイント。
当サイトでは注力すべきポイントを伝えながら、教育機関の方、保護者の方それぞれに向けておすすめのICT教育ツールを紹介しています。
ICTの活用は子どもの成長にプラスに働く面もあれば、
使い方を誤るとネットトラブルに巻き込まれるなどマイナスに働く可能性もあります。
「子どもの明るい未来を描く」には、ICT教育ツールをうまく活用することが大きなポイント。
当サイトでは注力すべきポイントを伝えながら、教育機関の方、保護者の方それぞれに向けておすすめのICT教育ツールを紹介しています。
ICT教育を推進するうえで重要なのは、どのポイントに焦点を当てるかです。
文部科学省が教育を推進しているのが、下記の3つになります。
今後ますます求められるのが、情報社会を生きるために必要な知識や考え方のベースとなる情報モラル、問題解決力を養う情報活用能力。そして問題解決力を養うためのプログラミング。自分のお子様、あるいは抱えている生徒のどの部分を育てていきたいかを考えながら選ぶことが大事です。
タブレットやPCなどの基本的な操作、あるいはネットやSNSを使うための良識を身につけるもの。
特に情報モラルに関しては、ネットのいじめや不正サイトへのアクセスといったトラブルに巻き込まれないためにも確実に押さえておかなければならない要素です。
問題解決力や探求力は、情報を正しく扱うために必要となるスキルです。
たとえば表やグラフなどを読み取り、情報を整理・分析することが当てはまり、解決への糸口を見つけるといった、情報を取り扱う実践的なシーンで求められます。
問題解決能力やコンピュータの活用力の向上につながる重要な要素となります。
プログラミング教育で重要なのは、コンピュータの仕組みを知り、理解すること。コンピュータに意図した動きをさせるには正確な指示が必要で、誤った指示だと動きません。この思考が「プログラミング的思考(論理的思考)」を育みます。
ICT教育ツールは、学びたいスキル・使用目的などによって適切なものを選ぶことが重要です。ここでは、注力したいポイントに分けておすすめのICT教育ツールを紹介します。
☐選定条件
※文部科学省が推奨する「情報活用能力」「情報モラル教育の充実」「小学校プログラミング教育」のテーマに
ICT教育ツール、情報モラル教育ツール、情報活用能力ツール、プログラミングツールで検索。
当サイトに掲載している24ツールのうち、家庭・学校のそれぞれで利用でき、情報アップデートがある3つのツールを厳選。
・エンサップは情報モラルを学べるツールとして紹介
・ラインズeライブラリアドバンスは情報活用能力を学べるツールとして紹介
・まなびポケットはプログラミング技術が学べるツールとして紹介
エンサップでは、生徒一人ひとりのICTのトラブル解決能力や情報モラルを育てる、エンサップ独自の「スクールエンジニア検定」を実施しています。
教材は、生徒になじみやすい動画を活用。ICTの基礎である「ハードウェアとは?」「情報セキュリティ」に加え、情報モラルやネットトラブルに関連する「著作権を守ること」「SNSへの投稿で気をつけること」など様々な知識が身につきます。
特筆すべきは、動画の視聴から検定への流れが生徒が主体的に取り組みやすいものになっていること。ICTに関する知識やスキルが高まることで、トラブル発生時に生徒同士での解決に繋がり、教師の負担軽減も見込めます。
その他見逃せないのが、学校単位で導入する際の学校専用サービス。メールアドレス不要でユーザー登録や、管理者機能(登録状況・合格状況の把握)などが設けられています。
これら以外にも、動画コンテンツやサービスがあるので、ぜひチェックしてください。
エンサップは無料学習コンテンツ。ユーザー登録をするだけで利用可能で、1動画の時間は2~3分、長いもので6分程度なので気軽に学ぶことができます。
コンテンツの対象は「小学生」「中学生」「大人向け」と幅広く、親子でクイズをするように情報リテラシーを高められるのも魅力。子どもと共通の知識や認識を持つことで、予期せぬネットトラブルに対し、より強固な予防策や対策を考えることも可能になります。
配信コンテンツは、文部科学省委託「情報モラル教育推進事業」検討委員会の副座長を務める静岡大学の塩田先生が監修。情報モラルのなかでもとくに学ぶべきコンテンツが揃っています。
情報モラルについて
エンサップが掲げる「スクールエンジニア」とは、『学校専属のエンジニアを育成し、GIGAスクール構想をサポートし、教育現場を支え、教員の仕事を補う』という想いが反映されたものです。
そのスクールエンジニア検定の動画は大きく基礎編と実践編の全12動画あり、そのひとつに「情報モラル教育」があります。
6分ほどの動画のなかには、情報モラルとはなにか、ネットの特性を踏まえたトラブルやコミュニケーションにおける重要性など事例を交えながら、どう対応すべきかまでしっかりと解説してくれます。
長時間利用
スクールエンジニア検定のほかに、「ICTお役立ち動画」も提供しているのが特徴です。
ICTお役立ち動画は全13本(2022年2月時点)で、たとえば「長時間利用」について解説している動画があります。
動画内では、長時間利用することの影響のほか、ネット依存度のチェックリストなどが短時間ながら詳しく説明されています。
そのほかにもコンピューターウイルスやWi-Fiの基本といった、情報モラルを高めるうえで欠かせない動画もたくさんあるので、ぜひチェックしてみてください。
株式会社建設システム(KENTEM)は静岡県のソフトウェアメーカー。これまでに土木工事の施工管理業務をサポートする「デキスパート」、特許取得(特許第5477874号)の施工管理ソフト「INNOSiTE」といった、建設現場で使用されるソフトの開発を行っています。SDGs活動にも注力しており、エンサップもその活動の一つです。
会社名 | 株式会社建設システム |
---|---|
設立年 | 1992年 |
所在地 | 静岡県富士市石坂312-1 |
TEL | 0570-200-787 |
公式URL | エンサップ https://ensupp.jp/ 株式会社建設システム https://www.kentem.jp/ |
エンサップは、文部科学省のICT活用教育アドバイザーや情報モラル教育推進事業検討会副座長を務める静岡大学の塩田先生とKENTEM(株式会社建設システム)の共同研究で誕生。このタッグが発信するコンテンツは、ICTツールの使い方やネットトラブルに遭わないための予防策や対策など、情報社会を過ごすのに必要な学びが詰まっています。
エンサップの導入でできるのは、教育現場では課題として挙がる「教師の負担軽減」「生徒の情報リテラシー教育」という問題の解決。対して保護者にとっては、子どもが情報化社会を安心・安全に過ごすための情報モラル教育を安心して学ばせることにつながります。
エンサップの学びを通して、情報と向き合う姿勢を育て、今後の情報社会を担う人材を育てましょう。
ラインズeライブラリアドバンスデジタルでは、デジタル教材の提供だけでなく、「確認テスト」を実施して生徒の習熟度を管理することができます。
これにより生徒がどこでつまづいているのかを把握。その上で生徒の「指導が必要なところ」のサポートがしやすくなります。
ラインズeライブラリアドバンスでは、回答は自動で採点されます。回答結果から、次回以降、生徒一人ひとりにあわせて自動生成された問題で学習が可能。
個別に問題がカスタマイズされるだけでなく、紙の問題で発生していた教員の採点や解答解説の時間を短縮できます。
学校外のパソコンで子どもが学習できることはもちろんですが、保護者が学習履歴を確認できるので子どもの学習状況を把握できます。
メールアドレス登録で、学校からの連絡網や不審者情報、部活動の連絡などを受け取れます。アドレスの管理はプライバシーマークを取得しているラインズ株式会社が行うのでセキュリティ面でも安心できます。
ラインズeライブラリアドバンスの公式HPでツールの詳細を見る
成績管理機能
成績管理機能の使用で、クラス全体の理解度を確認できます。生徒個々の学習状況も把握できるので、生徒がどこでつまづいているのかを教師側で認識。そこから生徒の習熟度に合わせて授業を行ったり、問題を出題したり、生徒に寄り添った学習を提供することができます。
ダウンロード学習機能
ドリルや解説教材を端末にダウンロードしておけば、インターネット環境が無くてもいつでもどこでも学習が可能です。自分で選んだ教材や先生が指定した教材や問題で学習。学習後は、成績データを連携ができるのでオフライン環境でも抜けの無い管理ができます。
ラインズ株式会社は、全国の公立小中学校を対象とした学習コンテンツやツールの開発・提供をしています。
その範囲は、小・中学校はもちろんのこと、高校や大学、専門学校などの学校機関にとどまらず、塾や学童まで幅広く提供。
一方で、学習に限らず、ICT教育現場で悩む先生たちにICT活用の支援・サポートも行っています。
会社名 | ラインズ株式会社 |
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設立年 | 2005年 |
所在地 | 東京都新宿区西早稲田2-20-15 高田馬場アクセス4F |
TEL | 03-6861-6200 |
公式URL | https://www.education.jp/ |
生徒の「主体的な学び」をサポートするラインズeライブラリアドバンスは、8000校以上に使用されているドリルをはじめとしたデジタル教材を使用することができます。ドリルは、小学校1年~中学校3年の57,000以上(2022年2月時点)を収録。学習に対して意欲的な生徒にはピッタリのツールです。
生徒には家庭学習の充実や一人ひとりにあわせた学習環境作り、先生にはテスト・宿題の作成時間の短縮、生徒一人ひとりの学習状況を把握できる管理機能など、負担軽減につながるメリットがあります。
保護者にとっても子どもの学習履歴の把握のほか、学校行事の予定や不審者情報などの連絡をメールで受け取りができ、学校の状況も確認できます。
まなびポケットでは多数の学習コンテンツが提供され、学習ドリル、プログラミング、辞書コンテンツなど幅広く扱っています。例えば、5~10分の動画授業が受けられる「eboard」。家庭学習や個別学習などの自主学習で活用できます。「虹色ボックス」を使えば、かんたんなプログラミングを学ぶことができます。
インターネット環境があれば自宅からでも利用が可能で、自宅での学習ツールとして活用可能です。「辞書アプリDONGRI」を使用すれば、自宅学習で困った時にも語句を調べることが可能。
英語のリスニング力とスピーキング力を鍛えられるには「EnglishCentral」の活用がおすすめ。様々なレベルの生徒が集まるため教室は難しいとされる指導も、自主学習で効率的に学習できます。ほかにも学習コンテンツがあるのでぜひチェックしてください。
プログラミング先生
プログラミング教材のプログラミング先生では、パズル感覚で理論的思考を育めます。例えば「のりかえ」というテーマの教材では、駅に留まる数を最小に減らしてゴールにたどりつくための思考を磨くことが可能。他の出題でも効率を考える内容になっており、出題内容を見て情報を活用し、課題をクリアすることで問題を解決する能力を育みます。
円滑なコミュニケーションツール
「個別メッセージ機能」「ファイル共有機能」「課題提出機能」「お知らせ機能」「クイズ・アンケート機能」が標準搭載されていて、
学習するうえで円滑なコミュニケーションを実現できるツールです。メッセージだけでなく、課題の提出やクイズ・アンケート機能が授業の効率化を測れます。
まなびポケットを提供しているのはNTTコミュニケーションズ。様々な業種に携わってきたノウハウがまなびポケットに活かされていますし、東証一部上場企業ということで、社会的信頼感のある会社です。
会社名 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 |
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設立年 | 1999年 |
所在地 | 東京都千代田区大手町2-3-1 大手町プレイスウエストタワー |
TEL | 0120-106107 |
公式URL | まなびポケット https://manabipocket.ed-cl.com/ エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 https://www.ntt.com/index.html |
まなびポケットは簡単な操作性を実現し、教師から生徒への授業だけではなく、教師同士、あるいは保護者への連絡にも活用できるなど、学校の授業以外の教育シーンでも活躍が期待できるツールです。各社から提供されているコンテンツを一括管理もできるので生徒の学習状況の把握が簡単です。
文部科学省の推進の「プログラミング教育」コンテンツも複数扱っており、パズル感覚で思考を養うものから、簡単なプログラミングをして自分の意図通りに動かしていくものがあります。いずれも生徒が自分で試行していくタイプのもの。
まなびポケットであれば、子どもの問題可決能力を育て、未来の情報社会で活躍するための教育ができるでしょう。
情報化社会を安全にわたるための必要な知識
ICT教育とは、コンピュータやタブレット端末などの情報通信技術を活用した教育のことを指します。デジタル教科書や動画を用いたわかりやすい授業、インターネットを活用した調べものなどが可能に。
これにより、今までできなかった授業が実現し、子どもたちの学習の幅が広がります。
一方で、教員側の課題も。文部科学省が令和3年8月発表した「GIGAスクール構想に関する各種調査の結果」のうち、「自治体におけるGIGAスクール構想に関連する課題について」を見てみると、一番の課題に「学校の学習指導での活用」や「教員のICT活用指導力」が挙がっています。導入してみたものの、授業でのどのように活用するかがわからないなど、教師の負担も増えているようです。
しかし、2022年では、教員側の課題を解決したり、子どもたちにより良い学習が提供できる「ICT教育ツール」が登場しています。
ICT教育は、子どもの「情報活用能力」を育てるもの。
今後の情報化社会を過ごすために必要な力を身につけるため、ICT教育ツールを導入しましょう。
ICT教育ツールを活用するメリットは、大きく5つあります。
主に生徒の授業の理解度向上や、教師の業務の負担軽減・効率化などがあり、それぞれのメリットをチェックしてみましょう
ICT教育の導入により、映像や音声を活用した、よりわかりやすい授業を行えるようになります。図形を立体的に表示したり、関連する動画を見せたりすることで、学習の理解を深め、関心を高めるなどの効果が期待できます。
黒板を書き写しや解答の丸つけなど、学習に関係のないことに時間を割く必要がなくなり、効率よく勉強を進められるようになります。余計な時間を減らすことで、質の高い学習が可能になるでしょう。
教員の負担軽減が期待できる点もメリットの一つです。ICTを活用することで、成績管理やテスト採点、出欠確認などの業務の効率化が可能に。本来の業務である、授業の準備やこどもたちと向き合う時間を多く取れるようになります。
教師が多数の生徒に指導する一斉授業と異なり、個人のレベルに合わせた学びが可能に。また、情報共有がスムーズにできることで、グループ活動も容易になるでしょう。これによって、生徒同士が教えあい学びあう協同学習の推進も望めます。
急速に情報化する社会に取り残されないためにも、情報を自ら選択して活用できる「情報活用能力」の必要性が高まっています。ICT教育を取り入れることで、情報活用能力の向上が期待できます。
ICT教育ツールを導入するにあたって、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。心掛けるべき点について紹介します。
ICTを導入することによって便利なことがたくさんある反面、トラブルに巻き込まれてしまうこともあります。ここでは、トラブル事例を紹介しています。
SNSでの誤解が生じやすいコミュニケーションでは、
自分が被害者になってしまったり、気づかないうちに加害者になってしまうこともあります。
ネット上で知らない人だからこそ話せることもあるでしょう。
頻繁にやりとりをしていると親近感がわき、面会してトラブルに巻き込まれてしまうケースもあります。
ネット上で公開されたものは社会全体に発信しているという認識を持っていないと、トラブルに巻き込まれることもあります。
写真や書き込み内容から個人情報を特定されてしまうこともあるのです。
SNS利用やネットショッピングなどでは興味を持ちやすい広告がたくさんあります。
こんないい情報があると不正サイトへ誘導されアクセスしてしまったり、詐欺に巻き込まれてしまうこともあるかもしれません。
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