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ネット・SNS依存による日常生活への支障

子どものネット依存に関する相談件数は、年々増えています。2018年に実施した厚生労働科学研究班の調査によると、中高校生を対象にネット依存の疑いがある人は、2,000年に比べてほぼ2倍増加しているようです。

今回は、ネット依存した子どもの症状の特徴や、ネット依存を防ぐ対策をご紹介します。

参照元:飲酒や喫煙等の実態調査と生活習慣病予防のための減酒の効果的な介入方法の開発に関する研究:https://www.med.tottori-u.ac.jp/files/45142.pdf

子どもがネット依存になるとどうなる

ネット依存とは、自分でネット利用の時間をコントロールできないことを指します。「SNS」「YouTube」「ゲーム」などネットだからこそ楽しめるコンテンツがたくさんあるので、ネットにのめり込む子どもが多いです。とくに、SNSは友達付き合いの手段として当たり前になっており、ネットのコミュニケーションで友人関係を維持できると考える子どもが増えています。

また、学校の人間関係や受験・成績など現実世界のストレスからネットに依存していき、現実で勉強や人間関係が上手くいかなくなるケースがほとんどです。子どものネット依存をそのままにすれば、社会に出た時に働く意欲が低下したり精神疾患を起こしたりする原因になります。

子どものネット依存対策

ネット依存は、大人になれば完治が難しいといわれています。そのため子どものうちにネット依存を防ぐ対策をおこなうのが大切です。制限することも大切ですが、ネット依存の恐ろしさを事前に共有しておきましょう。

もし、子どもがネット依存の疑いがある場合、まずは子どもとネットの利用時間や内容を洗い出して理解させることがおすすめです。ネット依存による生活リズムの乱れや感情の起伏の激しさは、内心「このままではいけない」と思っている子どもがほとんど。そのため、子どもから反感を買われても、ネット依存の可能性がある旨を伝えるのが重要です。

子どものために親ができること

ルール決め

子どもがネット依存になる前に、お互いが苦にならない程度のルール決めをおこなうのがおすすめです。たとえば、「勉強の端末と音楽の端末はスマートフォンと別にする」「週に1回スマートフォンを置いて外に出る日を作る」など、デジタルデトックスを意識したルールを作りましょう。

利用場所の制限

利用する場所を制限するのも、ネット依存を防ぐ対策の1つです。外出先での使用が制限できなくても、家族が集まるリビングや食事をするダイニングテーブルでの使用を控えるだけでネットへの依存度が低下します。

情報モラルを高める

ネットに依存する子どもに対して、ネットをしないよう咎めても反発されるだけです。そのため、ネットにのめり込んでから自分がどう変わったのか、子ども本人に振り返る機会を与えましょう。

親に言われて気づくのではなく子ども本人が気づけるようになれば、ネット依存を認識する大きな一歩につながります。

注力したいポイントで、
ICT教育ツールは大きく3つに分かれる
ICT教育ツールの3つのポイント

ICT教育を推進するうえで重要なのは、どのポイントに焦点を当てるかです。

文部科学省が教育を推進しているのが、下記の3つになります。

  • 「情報モラル」
  • 「情報活用能力」
  • 「プログラミング」

今後ますます求められるのが、情報社会を生きるために必要な知識や考え方のベースとなる情報モラル、問題解決力を養う情報活用能力。そして問題解決力を養うためのプログラミング。自分のお子様、あるいは抱えている生徒のどの部分を育てていきたいかを考えながら選ぶことが大事です。下記に「基本操作・情報モラル」「問題解決・探究力」「プログラミング」が学べるツールを紹介しています。

基本操作・情報モラルが学べる
エンサップ
  • ICT教育に精通する先生が
    監修したコンテンツ
  • 学びやすい動画コンテンツ
  • 無料で簡単に学べる

エンサップの公式HPで
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問題解決・探究力が学べる
ラインズeライブラリアドバンス
  • 一人ひとりの習熟度に
    対応した問題出題機能
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ラインズeライブラリアドバンスの
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プログラミングが学べる
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  • コンピュータに意図した動きをさせて
    論理的的思考を育てる
  • 課題は手間いらないの演習形式
  • 生徒一人ひとりの学習状況の把握

まなびポケットの公式HPで
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※文部科学省が推奨する「情報活用能力」「情報モラル教育の充実」「小学校プログラミング教育」のテーマにICT教育ツール、情報モラル教育ツール、情報活用能力ツール、プログラミングツールで検索。
当サイトに掲載している24ツールのうち、家庭・学校のそれぞれで利用でき、情報アップデートがある3つのツールを厳選。
・エンサップは情報モラルを学べるツールとして紹介
・ラインズeライブラリアドバンスは情報活用能力を学べるツールとして紹介
・まなびポケットはプログラミング技術が学べるツールとして紹介